製品案内
「アストロフォイル」について、よくあるご質問をまとめました。
ご質問
- 【製品について】
- アストロフォイルの形状はどの様になっていますか?
- アストロフォイルにエアーキャップ(プチプチ)が入っているのはなぜですか?
- アストロ-Eとアストロ-Fの違いは何ですか?
- アストロ-Tとは何ですか?
- アストロフォイルの大きさはどのくらいですか?
- どのように保管すればよいですか?
- M(メートル)単位で買えますか?
- アストロフォイルのアルミ純度はどのくらいですか?
- 【施工方法について】
- 鉄板屋根(ガルバニウム)にも施工は可能ですか?
- なぜ施工の際に空気層を設ける必要があるのですか?
- アストロフォイルを施工する場合は断熱材と併用するのですか?
- ルーフィングの代わりになりますか?
- 屋根に施工する場合、ルーフィングの上ですか?下ですか?
- なぜ突き付けで施工しなければならないのですか?
- アルミテープはどのように使用しますか?
- 2“テープ、3”テープの使い分けは?
- アルミテープの必要個数の目安は?
- 初めて施工する場合は講習を受けるのですか?
- 施工の際、仮止めとしてステープル等を使用してもいいですか?
- 【性能について】
- アストロ-E(4mm)とアストロ-F(8mm)の効果の違いはありますか?
- アストロフォイルが他社の遮熱製品より薦められる点を教えてください。
- 太陽光が当たらないのになぜ効果が出るのですか?
- 遮熱効果は何年もつでしょうか?
- アストロフォイルの反射率はどのくらいですか?
- 【住環境について】
- アストロフォイルを施工した場合、携帯電話はしっかりつながりますか?
ご回答
【製品について】
アストロフォイルの形状はどの様になっていますか??
遮熱シート「アストロフォイル」は、シート状の遮熱材です。厚みの異なるアストロ-Eとアストロ-Fをご用意しております。
それぞれの形状は下記の通りです。
アストロ-Eは「高純度アルミ箔」「ポリエチレン樹脂」「気泡シート」「ポリエチレン樹脂」「高純度アルミ箔」の5層構造のシート状です。
アストロ-Fは「高純度アルミ箔」「ポリエチレン樹脂」「気泡シート」「ポリエチレン樹脂」「気泡シート」「ポリエチレン樹脂」「高純度アルミ箔」の7層構造のシート状です。
アストロフォイルにエアーキャップ(プチプチ)が入っているのはなぜですか?
アルミの熱伝導を抑えるためです。
単純なアルミシートでは裏側に熱伝導が起きてしまいますが、エアーキャップによる密閉空気層があることで、その熱伝導を抑えることができます。
密閉空気層は真空の次に断熱性能が高いとされています。
アストロ-Tとは何ですか
新築だけでなく、リフォームにも最適な遮熱シートです。
垂木間や柱・間柱間などにお使いいただけるように、両端から19mmずつ気泡を潰した耳(タブ)を設けております。
そのため、折り曲げての施工が楽になります。
さらにサイズも 460(422)、423(385)、503(465) の三種類の幅をご用意しているので、様々なピッチ・モジュールに対応できます。
アストロフォイルの大きさはどのくらいですか?
アストロ-Eは 4×1,220×38,100mm、アストロ-Fは 8×1,220×38,100mmです。
【施工方法について】
アストロフォイルを施工する場合は断熱材と併用するのですか?
施工方法によりますが、断熱材と併用せずに十分な断熱効果を得られる建築物を造ることは可能です。
アストロフォイルを壁の外側に施工し、結露対策や反射の為の空気層(密閉のほうが良い)を十分考慮した高気密建造物では、夏涼しく、冬暖かいという実例が多数あります。しかしながら、住宅金融支援機構のフラット35などを利用する場合は、対象となる住宅に決められた基準に合った断熱材を使用していることが条件の一つです。その場合は断熱材とアストロフォイルとの併用になります。
ルーフィングの代わりになりますか?
アストロフォイルの構造は アルミ箔+ポリエチレン樹脂+アルミ箔 となっている為、防水性能はありますが、釘、ビス、タッカーを打った箇所については防水性能が失われてしまうので、ルーフィングの代わりには絶対にご使用にならないで下さい。
屋根に施工する場合、ルーフィングの上ですか?下ですか?
瓦屋根の場合、ルーフィングの上、瓦の下に施工してください。スレート系コロニアルの場合、二重構造の下層面に施工してください。どちらも熱源方向に対して空気層を設けるためです。
なぜ突き付けで施工しなければならないのですか?
アストロフォイルは空気層を両面のアルミ箔の間に持っております。この空気層はアルミ箔自体が熱を持ってしまった場合に熱伝導してしまうのを防いでおり、重ねて貼ってしまった場合、この空気層の効果が全く得られなくなる為、突きつけでの施工をお願いしております。
2“テープ、3”テープの使い分けは?
2“テープは屋根用、3”テープは壁、床下、小屋裏用としてお使いください。
3“テープの方が2”テープに比べ幅が広いため、壁際などに対して施工しやすくなっています。
アルミテープの必要個数の目安は?
現場によって異なりますが、目安としては屋根に施工する場合、アストロフォイル1ロールに対して1個、壁・床に施工する場合はアストロフォイル1ロールに対して2個が目安です。
初めて施工する場合は講習を受けるのですか?
弊社は輸入商社のため、商品のお取引のみです。有償での講習会や会員制度などはございません。
もちろん、施工に関する御相談は随時承っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
施工の際、仮止めとしてステープル等を使用してもいいですか?
ステープル・釘等を使用する場合は、電触防止のため非金属製のものを推奨しています。
また、鉄部に接触する場合には緩衝材を入れるなどして、直接触れない様にして下さい。
【性能について】
アストロフォイルが他社の遮熱製品より薦められる点を教えてください。
アストロフォイルの性能を簡単にご紹介します。
- 「溶着」と言われる種類にて両面に99%純度のアルミ箔を利用して97%の反射率であること。
- 気泡シートにて密閉空気層を確保している為、片面から反対面への熱伝動が少ないこと。
- 厚みがなく、軽い為、比較的施工が簡単である程度の曲面などにも対応できる点。
- アストロ-E(4mm)とアストロ-F(8mm)ともに国土交通省の不燃材認定商品(NM-1129)であること。
- 埼玉県草加の建材試験センターなどでの性能を実証する試験データが豊富にある点。
などです。
また、弊社は世界的な遮熱材製造組合(RIMA)において、日本で唯一認められたメンバーです。
太陽光が当たらないのになぜ効果が出るのですか?
アストロフォイルが効果を発揮する輻射熱は熱を持つ物体(熱源)全てから放射されています。夏場の住宅においては、太陽に熱せられた屋根材がその熱源となり、小屋裏、室内などを暖めています。アストロフォイルはその屋根材から放射される輻射熱を反射させる建材の為、太陽光が直接当たらなくても効果は発揮されます。
遮熱効果は何年もつでしょうか?
アストロフォイルは高純度のアルミ箔を使用している為、空気中の酸素と反応し表面に酸化膜(アルマイト)を形成しています。元々耐久性の高いアルミの耐久性をより高めている為、釘、ビス、タッカーが腐食し、アルミ箔に浸食しない限り、性能が著しく落ちることはありません。アメリカでは約30年の実績があります。
【住環境について】
アストロフォイルを施工した場合、携帯電話はしっかりつながりますか?
アストロフォイルはアルミ箔を使用している為、様々な周波数の電磁波 {輻射熱、携帯電波など} を反射します。しかし住宅の場合、窓などの開口部から電磁波は入る為、携帯電話使用に支障をきたす事はありません。