木質建材2部

杉山 花菜Hanana Sugiyama

2024年入社

いやほんと、
私を甘く見ていられるのも、
今のうちですよ。

Story.01

これってハーレム!?
なんて思うのは、調子に乗りすぎでしょうか。

あのですね先輩、お言葉ですけど、あんまり私を甘く見ないでもらえませんか。そりゃ私は、先輩たちほど外国語は達者じゃないですよ。英語が少し話せるくらいで、中国語はできませんし、当然ですけどロシア語なんて全くわかりません。だからといって仕事中に、訳の分からない外国語で話しかけてくるの、止めてもらえませんか。返答できない私を見て、ニヤニヤするのも止めてください。こっそり辞書を買って、勉強して、そのうち完璧に話してみせますから、面白がっていられるのも今のうちです。そうそう、先輩たちの新人時代の数字も、私が超えてみせます。その時にびっくりしても遅いですからね。なにせ、負けず嫌いが私の原動力なもので。

でも、感謝しているんです。社内ではただ一人の女性営業。同期もいない一人だけの新卒入社組。おまけに静岡から出てきたばかりで、名古屋に友達もいない。そんな私を、あれこれと気遣ってくれていること、知っています。倉庫での検品作業の時、フローリング材の重い束を「いいよ、いいよ」と代わりに持ってくれようとすること。いつもご飯に誘ってくれること。休日にUSJに連れて行ってくれたこと。あと、事務のお姉さま方が、男性営業の集団の中にぽつんと居る私を心配して「大丈夫?馴染めてる?」と優しくしてくれること。ありがたくて、涙が出るくらいなのです。でもこっそり「みんなにモテモテで、まるでハーレムみたい!」と、少し調子に乗ってしまってはいます。ただ、受けたご恩を早く数字で返せるようにと、毎日必死で頑張っています。

Story.02

「お酒好き?」とか、
ほとんど世間話の面接に驚いて。

そもそも、私がこの会社で働きたいと思った訳からお話しします。ちょっとだけ昔話になっちゃうんですけど、静岡県の焼津という町で育ちました。小学校・中学校はどちらかというと内気な女の子。なにせ田舎なもので、学校の友達はみんな幼馴染みたいなもの。自分から話しかけなくても、自然と周りに馴染めていたんです。でも高校になると少し様子が違います。さまざまな地域から集まった子たちの輪の中に入るには、内気な自分を変えないといけません。それで、勇気を振り絞って周りの子に話しかけた結果、上手くいくこと・いかないこと、いろいろありました。でもこの時に、人と人の関係が自分の働きかけで変わることや、人と関わることの楽しさを感じたことが、私の原点かもしれません。

大学は教育学部に進みました。同時に、とんかつ屋さんで初めてのアルバイトも経験しました。バイトは楽しかったですよ。常連さんごとに「この人は味噌汁を先に出す」みたいな好みを覚えて接していくと、どんどん距離が縮んだり。大学では教育実習にも行きました。子どもたちの顔・名前・好みを覚えていく度に、授業がスムーズに運ぶようになったり。私、人と接することが好きみたい、将来は営業とかできないかなと思うようになりました。都会にも出てみたかったのですが、東京や大阪はちょっと怖いし、名古屋ぐらいが丁度いいかもっていう思いもあって、営業・名古屋で就職先を探し、プレイリーホームズに出会いました。一番びっくりしたのは最初の面接でしょうか。私の出身が焼津と知って「魚うまいよね。日本酒とか飲む?」「あ、好きです」という会話から始まると、志望動機も聞かれずにほぼ世間話。そのまま二次・三次と進んで「酒好き女子」というキャラが定着した頃には内定が出ていました。これでいいんだろうかとも思いましたが、なんだか楽しく働けそうっていう気持ちが勝っていました。

Story.03

「興味ない」とガチャ切りされても、私の勢いは止まりません。

そうやって訪れた入社一年目。仕事は、ベトナムやインドネシアから輸入した天然木のフローリング材を、国内の顧客に販売する営業です。最初はいろいろと仕事を教わりながら、先輩の顧客を引き継いで、注文を受けて販売までの流れを覚えていって……と進んでいくのですが、まあ一年目だとそれほどできることが多くないんですよね。聞けばうちの会社では、自分で新規開拓を頑張って「自分の顧客」をたくさんつくっていかないと、仕事の幅が広がらないらしいんです。これって簡単に言うけれど、社会に出たばかりの新卒一年目にはなかなかに大変です。

それでも頑張って、東海圏から静岡や大阪まで範囲を広げて、新規開拓に挑みます。例えばインターネットで「自然素材 工務店」と検索して、出てきたお客様候補の会社を片っ端からエクセルで一覧にして、アポイントを取るための電話をかけまくります。電話でのアポ取り、最初は苦労しました。そもそも電話は苦手だし「興味ない」ってガチャ切りされる度に落ち込むし。でも先輩の励ましや、数少ない、話を聞いてくれるお客様との出会いの嬉しさもあって、私もだんだんと勢いが増してきました。時には、電話するより直接訪問した方が早い!と思って、飛び込み訪問に挑んだことも数知れず。その中からようやく、初めての販売にまで辿り着けそうなお客様候補が何件か出てきました。「自分の顧客を自分の力でつくった」と言える日まで、多分、それほど遠くないと思っています。

Story.04

油断していると、
そのうち追い抜いちゃいますよ。

今は国内の顧客をつくることに精一杯になっていますが、ゆくゆくは、ベトナムやインドネシアといった国に行き、現地のパートナーとの交渉も経験しないといけないんだろうな、と思っています。本音を言えば、すごく不安です。私ってお腹が弱いし、現地の食事が合わないんじゃないか、なんてことから心配になってきます。ただ、これから自分で売っていく商品なわけですから、製造工程までしっかりと把握しておかないと、お客様との会話もままなりません。超えなきゃいけないハードルとして、すぐに克服してみせます。

ここまで経験してきて思うのは、やっぱり先輩たちの凄さです。社内で話す時にはどうしても、すぐにふざけた態度をとってしまうのですが、本当は尊敬しているんです。大事なことなので2回言いますが、尊敬してます。商品について隅から隅まで知り尽くしている知識量がハンパない先輩。新卒1年目から中国出張という大役を見事に果たした先輩。若手なのに、次から次に新規開拓をして数字をどんどん伸ばしている先輩。数え上げればきりがありません。先輩たちと同じような仕事が、私にもできるんだろうか。というか、ちょっとハードルが高すぎやしませんか?でも、「自分には無理かも」と思っちゃう事が、なんだか悔しいんです。さっきも言いましたが、負けず嫌いが私の原動力なもので。なので、もう一度宣言します。まず、先輩たちの新人時代の数字は、私が超えてみせます。油断して、余裕ぶっこいた顔してられるのも今のうちですよ。先輩たちを超えた時にはぜひ「すごいね」とたくさん褒めてくださいね。

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