層の違いが、たいそう違う。無垢・三層・複合フローリングの特徴。

2022-11-25 公開 2022-11-26 更新

プレイリーホームズのフローリングは構造の違いによって、無垢・三層・複合の3種類に分かれます。構造によって、踏み心地や価格、機能、見た目にまで影響があるんです。ぜひ、3タイプの特徴を掴んで、フローリング選びの参考にしてくださいね。

無垢・三層・複合、どう違う?

3つの違いはひとことで言うと層の違い。無垢は単一層、三層は三層、複合は三層より細かい複数の層で構成されています。

木のあたたかみ、やわらかさ抜群!
無垢フローリング

天然木を1枚の板に加工。まさに純真無垢の「無垢」で、構成しているのはその木のみ。木の持つあたたかみやリラックス効果のある香り、調湿機能など、天然木の魅力を存分に楽しめます。また、圧倒的な樹種のラインナップを誇り、多彩な木目模様や色みから空間づくりを彩ります。1枚板でできている分、木材の含水率が変化することで一定の膨張・収縮・反り・曲がりが生じます。

圧倒的な幅広!人気上昇中!
三層フローリング

表層材・中間層・下層の三層でできています。表層には厚み約2.5〜3mmの天然木の挽き板を使用しているため木の豊かな質感が楽しめます。各層の木材の繊維がクロスするように貼り合わせることで、無垢フローリングに比べて収縮・膨張が起こりにくい構造です。また、一般的な無垢フローリングの板幅が90mmのところ、三層では板幅136〜192mmの幅広を実現。192mmは本当に圧巻!広々とした空間を演出できます。

リーズナブルに無垢感を楽める!
複合フローリング

合板などの基材に突き板を貼り合わせたもの。三層と同様、収縮・膨張が起こりにくい構造です。一般的な表層材が0.3〜0.6mmのところ、プレイリーホームズでは倍以上の約1.2〜2mmの厚みで、無垢のような重厚感を保ちます。基材を資源量の多い合板にすることで、無垢フローリングよりリーズナブルなのが魅力。表層材をブラックウォールナットやミャンマーチークにすれば、コストを抑えつつ高級樹種を楽しめます。

さらに、複合ではめずらしいオイル塗装も実現。無垢材の加工が得意なプレイリーホームズならではのラインナップです。

このように、使っている「材料」はすべて天然木でも、構成の仕組みに違いがあります。そこから具体的にどんな特徴の差が出てくるのか、表にまとめると下記のようになります。

板幅とは?

板幅はフローリングの板1枚の幅の長さのこと。この板幅の長さが変わることで、張り合わせたあとの最終的な床の印象が変わります。

無垢フローリングでもっともポピュラーな板幅は90mm。これ以上の長さは、1枚板でつくる性質上難しいとされています。それに対し「幅広」を実現するのが三層・複合フローリングです。特に三層では、最大192mmと倍以上の広さを実現しています。

板幅 90mm/125mm/192mm

床暖房対応について

従来は板が温度変化に耐えられないことから、無垢は床暖房には向かないとされてきました。しかし、無垢のエキスパートであるプレイリーホームズでは、床暖房対応の無垢フローリングも豊富に取り揃えています。ただ、床暖房対応の無垢はその分価格が高くなり、温度変化への耐性を考慮し板幅が90mmより細くなるものもあります。その点、三層・複合では価格を抑えつつ、板幅の広さと床暖房を両立させています。

床暖比較例:
【床暖非対応・無垢】 ナラ 幅90mm 10,989円/m2(PHFL0220)
【床暖対応・無垢】  ナラ 幅75mm 17,726円/m2(PHFL0215)
【床暖対応・三層】  オーク三層(ナラ) 幅138mm 11,960円/m2(PHFL0196)
【床暖対応・複合】  オークTYPE-C(ナラ) 幅125mm 7,921円/m2(PHFL1098)
※簡易的な比較になります。細かな仕様は異なります。
※価格は予告なく変更になる場合があります。

「違い」を手がかりに。体感をショールームで。

ショールームには、板幅192mmの三層フローリングをご指名でご来店するお客様がいらっしゃったり、逆に三層・複合フローリングを検討されていた方が、実物の無垢に魅了され無垢に決められるケースもございます。3種類の踏み比べをしていただけますので、ぜひショールームでじっくりご検討ください。

「複合なら憧れの樹種も手が届くかも?」「三層で優雅に幅広に?」「やっぱり無垢でしょ!」などなど、フローリングの多彩な魅力を知りながら、選ぶことをもっと楽しんでいただけたら幸いです。

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