コジカの知らない世界Vol.1 プレイリーホームズ ついにショールーム開設!

2022-02-17 公開

みなさんこんにちは!

インテリアコーディネーター・コジカ(以下 K)です!

PHインタビュー改め、「コジカの知らない世界」というコラムを始めました!

こちらのコラムでは、プレイリーホームズの知られざる世界を、社員さんや色んな方と対談・インタビューをしながら、皆さんに紹介していきたいと思っています。

各回テーマを決めてお話ししていく予定です。皆さんどうかよろしくお願いいたいします!

さて、今回は記念すべき第一回です!

2022年2月14日、Prairie Homes Gallery がついにオープンを迎えました!

準備期間もバタバタとし大変でしたが、みなさんにお会いできるのを、私コジカも楽しみにしております。

というわけで、今回はそんなショールームを深掘りしていきたいと思います!

(*インタビューはオープン前に行いました)

Prairie Homes Gallery ついに開設!!

K 早速ですが、本日は我らが社長・さん(以下 H)に、ショールームのこと色々聞いていきたいと思います。林さん、よろしくお願いします。

H よろしくお願いします。48歳です!

K 歳は聞いてません!(笑)

いつもおちゃめな林社長。今日は真面目に語っていただきます!

ショールーム開設の経緯

K 早速なんですが、ショールーム開設の経緯からお伺いしたいです。

H そうですね・・・プレイリーホームズ、30年やってきて、よく今までショールームなしでここまで大きくなったなというのがありまして。商社というやり方・立ち位置からはじまってきた会社なので、それでずっと来たんですけど、やっぱり最近になって、どちらかというとメーカーの立場に寄ってきたところがあるんですね。

K それは会社自身としても、お客様から求められる形としても、立ち位置が変化してきたということですね。

H その中で、やっぱりその、物を見たい、という方が増えてきて。実際の商品を目で見て、触って、確かめる場ですよね。最近は、ネットで物を気軽に買える時代ですし、買う場というのは増えてきたと思うんですけど、選ぶ時って、最初はやっぱり実物を見て選ぶ。家電なんかも、インターネットで買える時代だけど、最初は大体は家電量販店とかに行って、実物を見て選ぶと思うんです。まあうちの商品はインターネットで買えるというわけではないんですけど・・・だからやっぱり、実物を見てもらって触れてもらえる場があって、「プレイリーの商品が欲しい」、って思ってもらうことで、私たちとしては商売を広げていく助けになりますし、ユーザーの皆様にも満足してもらえるのではないか、と。

K 確かにここのものが欲しい、っていうのって、実際のものを見てみないと出てこない感情ですしね。単純に無垢材だったり建具を扱っている企業さんたくさんあるかと思いますが、その中でもプレイリーホームズの商品として手に取っていただいて良さを実感してもらって、ファンになってもらって、ということですね。

H そうですね。あとは社員たちからも、ショールームが欲しいという声がずっと多かったので。そういう、マーケットと社員たちの思い両方を叶える形で、今回ショールームを作りました。

K 場所的にもいいところですね

H ちょうど事務所があるビルの1Fが、ガラス張りのちょうどいいスペースで、空いていて、というのもありますね。

管理会社さんへの直談判

K 開設に至るまでに苦労とか、大変だったことはありますか?私は準備が大変でした(笑)

H コジカさんは大変でしたよねきっと(笑)覚えることも多いですし。だけどまあ・・・開設までの苦労話、特にないなぁ。話して面白いことって特にないんだけど(笑)ここのスペースを借りるのが最初ちょっと大変だったかな。管理会社さんに自分で直談判しにいって、なぜ必要なのかを話して、最終的にはご理解していただいてOKとなりました。

K スペースが借りれなかったら始まらないですもんね。直談判というと、具体的にはどういうお話をされたんですか?

H 今後、うちの会社が大きくなっていくために、なぜショールームが必要なのかという話をさせてもらいました。例えばだけど、10年経つと、社員だって歳をとります。これから定年を迎えたりしていく人も出てくる中、売り上げが増えていかないと、新しい社員の数を増やしていけない。歳をとっていくばかりだと、いつかは会社は衰退していってしまう。発展していくためには、売り上げを伸ばして、あたらしい社員を増やしていかないといけない。そのためにも必要な場として、ここを貸して欲しい、という話をしました。

K 前向きに、会社としてもっと発展していくために、ショールーム開設は必要なこととして理解していただいたということですね。ショールームって、固定費もかかりますし、それなりにリスクもあることだと思いますが、それを背負っても会社の発展のために必要な場という覚悟を持って始められた、ということなんですね。直談判、かっこいいですね!

H そうかな?(笑)

コンセプトを定めない、商品を選んでもらうためのショールーム

K ショールームに置いてる商品を選んだ理由だったり、並び順にストーリーとかがあったりするんでしょうか?

H 基本的にこのショールームは、コンセプトを見せる場にはしたくなかった。例えばインダストリアルスタイルだったり、北欧スタイルだったり、そういう流行っているスタイルを作ることはしたくなかったんですね。そういうコンセプトを定めたショールームは、工務店さんのショールームだったり展示場で見ることができますしね。

そうではなくて、ここは「ものを選んでもらう」ショールームを目指して作りました。なので、極力白や黒といった色を使ってますし、イメージを作ってしまうような展示の仕方をしないように気をつけました。

K シンプルに商品の魅力が伝わるように作ってあるということですね。その中でも工夫されている点とかはありますか?

H 例えばこの調光ライトですね。家の照明っていろんな色合いがあると思いますが、ここでいろんな照明のパターンで商品を見ることが出来ます。ドアのサンプルを床材と合わせてみたり、組み合わせを意識してものを選ぶことができるようになっています。

ミニチュアのドアサンプルもあるので、床材との組み合わせなども色々試すことが出来ます

H あとは、床材を貼ってあるエリアは靴を脱いでいただくんですが、温もりの違いを感じることができると思います。これは見た目やカットサンプルでは分かりにくい部分だと思いますので、ぜひ素足で踏み比べしてみていただきたいですね。堅木と柔らかい木、無垢と複合、といった色んな違いも体感できます。

K 木の種類やストーリー、色や木目といった見た目以外にも、手触りだったり温もりなんかも選ぶ際に確認できると、思いも寄らないものが良かったり、あたらしい魅力に気づけるかもしれないですね。

誰でもウェルカムなショールームです

K プレイリーホームズは、工務店の方とか商社の方との付き合いが深い会社だと思いますが、今までのお話を聞いていると、そういう従来のお客様を中心に来てもらうというだけではなく、エンドユーザーというか、お施主様にも広くきてもらえるように作ったショールーム、なんでしょうか。

H そうですね、ここをみたい、使いたいという人は誰でもウェルカムです。ショールームの準備を始めて最初の頃は、確かにお付き合いのある工務店さんや商社さんが中心になるのかなと思いましたが、いざ予約を始めてみると、お施主さまからもたくさん予約をいただいていて、まだオープン前ですが、本当に色んな人に求められている場なのだなと実感しましたね。今後は、工務店さんにしても問屋さんにしても、プレイリーの物を使いたいというお客さまがいれば、連れてきてもらうこともできる。今まで30センチのカットサンプルでしか見てもらえなかったものが、ここでもっとちゃんと確かめられるので、本当に、いろんな方にきてもらえると嬉しいです。

K 今まで色んなお客様に言われたでしょうしね、プレイリーさんショールームないの?って。ご案内していただける場が出来ましたね。

社員たちがチャンスを掴める場として

K プレイリーホームズの社員にとっても、ずっとショールームが欲しいという声も多かったということで、待ちに待ったショールームということになるんでしょうか。

H そうですね。こういう場が出来たことによって、今まで出来なかったご案内の仕方ができるようになりました。各営業マン色んなことをきっと考えていると思います。

これまでも、プレイリーの商材をモデルハウスに使っていただいたり、プレイリーの商品だから、と選んでいただけるお客様はたくさんいらっしゃって、そういうお客様とはお付き合いも深くて。ただ、その関係性を深めていく武器って、今までは営業マンの力量だけだったんですよね。どれだけお客様から信頼されているか。あたらしい商品を持っていっても、「あなたが持ってきたものなら」と使ってもらえる関係をお客様と築いているか。そういう力がある営業マンは、あたらしい商品をどんどん開発もできる。なぜなら、作ったものを使ってくれるお客様がいるからですね。逆に言えば、そういうお客様がいない、まだ作れていない若手の営業マンたちは、なかなかそういうチャンスに恵まれない。

今回こういったショールームを作ることで、実際に商品の良さを知ってもらいやすくなりましたから、信頼関係をグッと深めるきっかけだったり、新しい商品を作ってアピールする場だったり。今までの営業マンが出来なかった武器として、有効に活用していって欲しいと思います。

K 実際のお施主様の意見を聞ける場でもありますから、そういう意見を反映させた商品作りもできそうですね。

H 本当にその通りですね。

これからのプレイリーホームズに期待していただきたいこと

K 最後に、これからのプレイリーホームズに期待していただきたことを教えてください。

H 素材に拘ってより良いもの・より喜んでいただけるものをしっかりと提供できる会社でありたいですね。そして、お客様に喜んでいただきつつ、私たちも利益をあげられて幸せでいられる。そういうWin-winであることが、プレイリーホームズが社会の中で存在していく意義だと思っています。

まだまだ我々は伸びる要素があると思っています。世の中のシェアの1%にだってまだ到達していない。そう思うと、まだ伸ばしていける。これからもより良いものを供給していきたいし、今後はサステナブルとかSDGsだったりとか、やっぱり木を使っている限りは、企業として取り組んでいかないといけないなとは思っています。

K 例えば植林とかですか?

H 植林も、一つの取り組みだとは思います。ただ、何がいいかはまだハッキリとは分かりませんが・・・。商品作りの中でも、例えばですが、StonesTileなんかで言えば、あれは天然石を極薄に形成して作っていますが、そうすることで使いやすく利用シーンを広げるだけでなく、運搬するにも軽いので、少ないエネルギーでたくさん運ぶことができる。そういう点で環境には良いのではないかな、と。そういう色んな形で、考えて行けたら良いですね。

これからのプレイリーホームズにご期待ください!

こんなこといいな、できたらいいな…

K 今度サイコーという写真投稿サイトができるんですよね?

H そうですね。どなたでも簡単に施工写真を投稿できて、気に入った写真に「サイコー」ボタンでお気に入り登録のようなこともできます。こちらも幅広く、工務店さんからお施主様まで、色んな方に見ていただいて、共有していきたいですね。ぜひ期待していただけると。

K 今後、ショールームだけじゃなく、いろんなスペースで例えばカフェとか、洋服屋さんとか、プレイリーの商材とコラボしながらいろんなことに取り組んでいくのも楽しそうですね。

H 儲かっているときに違う投資をした方がいいですしね(笑)

K DIYをやっているYoutuberさんとかとコラボとか、楽しそうですね!

–––色んな「楽しそう!」話がたくさん出ましたので、その辺りは今後にご期待ください!それではまた次回お会いしましょう!コジカでした。

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