木の選び方の話 その①
こんにちは!入社6年目くらい、営業事務のYです!
突然ですが、皆さんは素材を選ぶときに、何を基準にして選びますか?
触り心地?いろ?大きさ?耐久性?
私はというと、何事もすぐ愛着を持ってしまうタイプなので、迷わないうちに直感と見た目で選んでしまいがちですが、
それでも迷った時は、その素材の持つ背景を調べるようにしています。
木にもまた、それぞれに背景があります。
どういった自然環境下で自生してきた木なのか。人々の生活の中でどういった活用をされてきたのか。
調べてみると、結構面白かったりします。
例えばオーク材。家具にもよく使われてますし、弊社でも売れ筋の樹種です。
加工がしやすい、適度な硬さ、といった利点ももちろんありますが、
なんといってもあの虎斑が美しいですね・・・!
と、話がそれました。
オーク材、と一言にいっても、色々あります。
弊社の商品名で言えば、まずはナラ(オーク)。
こちらは比較的木目が細かく詰まっている印象ですね。寒いところで生育されているからでしょうか。
ぎゅっと身を寄せ合っている木の妖精が目に浮かぶようですね。
それからホワイトオーク。こちらはナラに比べると、ずっしりとしていて、その名の通り白っぽい印象があります。
昔からお酒を入れる樽によく使われていたようです。そう聞くと、お酒好きの私としましては、ホワイトオークにもロマンを感じざるを得ませんね〜。
さて、弊社の商品で忘れてはならないのが、そう、「ドナオーク」です。
ドナオークというのは、弊社の商品名として使用しているだけで、木としてはホワイトオークになります。
ですが、その背景には、人間の一生では到底叶わないほどの、長い、長い、
物語あふれる歴史が詰まっているのです。
一体どんな歴史か?気になった方は、ぜひこちらをご覧ください。↓
https://www.prairie.co.jp/archives/product_cat/cat01_5
どうですか?ドナオークの100年以上の歴史に、思いを馳せてしまいませんか?
その100年の間に、森を守ることへ尽力した人々の顔が、
(実際にはどんな人たちか、顔も分かりませんが)浮かんでくるようです。
そんな背景を持つドナオーク。
自分の生活の一部にもしもドナオークがあったなら、そんな人々の思いを繋いできたバトンを、受け取ったような気持ちになるのではないでしょうか。
好きな樹種はメープルとクルミです。最近はマホガニーも好きです。よろしくお願いします。