木の選び方の話 その①

2021-05-03 公開

こんにちは!入社6年目くらい、営業事務のYです!

突然ですが、皆さんは素材を選ぶときに、何を基準にして選びますか?

触り心地?いろ?大きさ?耐久性?

私はというと、何事もすぐ愛着を持ってしまうタイプなので、迷わないうちに直感と見た目で選んでしまいがちですが、

それでも迷った時は、その素材の持つ背景を調べるようにしています。

木にもまた、それぞれに背景があります。

どういった自然環境下で自生してきた木なのか。人々の生活の中でどういった活用をされてきたのか。

調べてみると、結構面白かったりします。

例えばオーク材。家具にもよく使われてますし、弊社でも売れ筋の樹種です。

加工がしやすい、適度な硬さ、といった利点ももちろんありますが、

なんといってもあの虎斑が美しいですね・・・!

と、話がそれました。

オーク材、と一言にいっても、色々あります。

弊社の商品名で言えば、まずはナラ(オーク)。

こちらは比較的木目が細かく詰まっている印象ですね。寒いところで生育されているからでしょうか。

ぎゅっと身を寄せ合っている木の妖精が目に浮かぶようですね。

それからホワイトオーク。こちらはナラに比べると、ずっしりとしていて、その名の通り白っぽい印象があります。

昔からお酒を入れる樽によく使われていたようです。そう聞くと、お酒好きの私としましては、ホワイトオークにもロマンを感じざるを得ませんね〜。

さて、弊社の商品で忘れてはならないのが、そう、「ドナオーク」です。

ドナオークというのは、弊社の商品名として使用しているだけで、木としてはホワイトオークになります。

ですが、その背景には、人間の一生では到底叶わないほどの、長い、長い、

物語あふれる歴史が詰まっているのです。

一体どんな歴史か?気になった方は、ぜひこちらをご覧ください。↓

https://www.prairie.co.jp/archives/product_cat/cat01_5

どうですか?ドナオークの100年以上の歴史に、思いを馳せてしまいませんか?

その100年の間に、森を守ることへ尽力した人々の顔が、

(実際にはどんな人たちか、顔も分かりませんが)浮かんでくるようです。

そんな背景を持つドナオーク。

自分の生活の一部にもしもドナオークがあったなら、そんな人々の思いを繋いできたバトンを、受け取ったような気持ちになるのではないでしょうか。

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