おすし＋珈琲×ヘリンボーン
塩釜のすしやのとなりの珈琲や（後編）

こんにちは！総務広報部の中野です。
引き続き宮城県塩竈市の「すしやのとなりの珈琲や」さんです。前編はオーナーの白幡親方に栗田店長とのお店づくりの歩みをお聞きしました。
後編は、カフェ店長の栗田さんにお話を伺いました。

商品　ビッグリーフアカシア　こってり　ヘリンボーン　フローリング
塗装　現場オイル塗装
品番　PHFL0830
※モンキーポッドのカウンターは守屋木材株式会社さん（宮城県）の商品です。

以下、栗田店長のお声をお届けします。

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圧倒的な存在感、モンキーポッドのカウンター

お客さんにはやっぱりこの一枚板のカウンターが目に止まりますよね。何の木！？って聞かれます。でもおすし屋さんが経営しているってわかると、だから一枚板なのかってなりますね。今の時代、映えだなって思うんですけど、これがあると何の写真撮るにも本当に映えますよ。このカウンターを見て、これいい！って、買いに行ったという方もいるんですよ。

お酒も置いていることもあって、カウンターはいいですよ。塩竈では17時くらいに閉まるカフェが多いですが、うちは19時半までと営業時間が長いので。コーヒーだけではどうかなと思って、お酒も置いています。

雨の翌日はしっかり床メンテ

床も本物だとはあまり気が付かれなくて、伝えると驚かれます。えーこれも本当の木なんだって。店舗って普通はシートの床ですもんね。でもヘリンボーンってすごいですね。工事中は毎日見に来ていましたが、毎日少しずつしか張られないのでびっくりしました。もう仕上がりはあまりにも綺麗で、最初はみんなで靴脱いで入ろうかって話していたくらいです。

普段は掃除機をかけて、オイル仕上げとのことなので、なるべく水拭きしないようにしています。大切にしたいから、お店のオープン前に守屋木材さんに色々教えていただきました。でも雨が降ると結構汚れるなって思いますね。雨の翌日は泥汚れがついてしまって。ペーパーで拭いたり、スポンジで丁寧に擦って落としています。

ふわふわのスコーンとクロテッドクリーム

メニューはどれもおすすめです。ドリンクもすべて自分で決めていますし、素材にもこだわっています。でもあえて紹介するならスコーンですね。うちのスコーンは注文が入ってから、スチームコンベクションで仕上げるのでフワッとします。練るだけなく折りたたみながら作るので普通のスコーンよりふわふわなのと、クロテッドクリームとメープルシロップも上質のものを添えています。本当に美味しいですよ！

紅茶も結構力を入れています。紅茶教室に通いましたけど、初めてでこんなに上手に淹れるなんてって先生にすごく褒められたんですよ。

思い描いた理想のお店

自分でお店を開きたくて、レストランでサービスの勉強をした後に、飲み屋でお酒の勉強をしながら珈琲の焙煎の勉強も始めて、飲み屋のあとにケーキ屋さんで3年修行をしました。そんな時に、親方から珈琲やさんをやろうと思うんだけど、うちでやらないか？って。元々以前働いていたシェフを通して親方とも交流があって、お店を開きたいという話はしたことがあったのですが、シェフが紹介してくれたことが大きいですよね。

親方はインタビューされたのでご存じだと思いますが、シェフもすごいですよ。毎日お店に出られて、朝早くから遅くまで。お二人ともゆっくりしているのが性に合わないのでしょうね。
カフェにはレストランの時からのお客さんもたくさん来ていただけますし、飲み屋さんの頃のお客さんもたくさん来ていただけます。うれしいです。開きたいと思っていたとおりのお店になっています。

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栗田店長、ありがとうございました！

しっとりしたお声でやわらかいトーンで豊富な知識をお話しする様子は、まさにカフェの上質な空間そのもの。インタビュー中、おすしの職人さんが用あってカフェに来られていましたが、その仲睦まじいやりとりに「チームすし哲」を垣間見られた気がしました。

心地よいカフェに身を委ねながら、足元の床材ヘリンボーンも見てもらえたら嬉しいです。

店名　すしやのとなりの珈琲や
住所　宮城県塩竈市海岸通り2-24
アクセス　JR本塩釜駅　徒歩2分
Instagram 　https://www.instagram.com/tonarinocoffeeya

※店舗情報は2024年2月の情報です。

Special Thanks
守屋木材株式会社（宮城県仙台市）