なるほど、そういう意味だったか!
あのネーミングのミーニング
プレイリーホームズらしさのひとつといえば、個性豊かでユニークな商品名。今回は、ちょっと気になっていたあの名前この名前の、そんな意味からあんな意味までご紹介。惜しくもボツになってしまった陰の名作も登場します!
もくじ
すべてはここから始まった。
ユニーク系の元祖「アンティークリ」
プレイリーホームズの独自性あふれるネーミングの歴史の幕開けはこの商品から。アンティークリは、クリにアンティーク調のダメージ加工を施したフローリングです。アンティーク+クリでアンティークリ。そのまんまだけど、他とは違う。ナナメ上いくプレイリーのネーミング開発の先駆者です。
ダメージ加工 CLOSE UP!
表面にあえて傷をつけてアンティーク調に仕上げています。
アンティークリから派生して生まれたのが「アンティークロ」。アンティークリの黒色だからというシンプルな成り立ち。クリの商品ですが、もはや名前にクリと付いていないところもポイントです(笑)
クリシリーズはほかにもございます!ぜひサイトやカタログで見つけてくださいね。
和のこころを名前に宿して。
恋する桜シリーズ
恋目桜
サクラの木は、一般的にうすいピンク色。その中でも濃い目の板を集めたので恋目桜(こいめざくら)と名付けました。恋目桜は造語ですが、実在する樹種で水目桜というピンク色が強い木があり、水目桜を好まれるお客様にも恋目桜は好評です。
心桜
「しんざくら」と読みます。こちらは桜の木の芯の部分を集めている商品で、芯と心を掛けています。節が多く入った木目で、恋目桜とはまた違った趣。恋目桜と心桜で合わせて“恋心”となる、可憐なシリーズです。
攻めに攻めた伝説のチラシを生んだ
ビッグリーフアカシア こってり・あっさり
少しネーミングの話からそれますが、プレイリーホームズには一度見たら二度と忘れない伝説のチラシがあります。それがビッグリーフアカシア。フローリングのチラシなのに「あなたはどっち派?こってりvsあっさり」と問いかけてくる、存在としては間違いなくこってり目のこちら。
こってり・あっさりとは、同じ樹種で味わえる2種類の木目の印象を表現したもの。
こってり
節が多くはっきりした木目で、無骨で荒々しい印象。
あっさり
節も少なく、木目も素直ですっきりした印象。
ほかにも、オイル塗装を「背脂あり」、追加注文を「替え玉」と言うなど、世界観を細部までこだわった商品です。
あえてひねらない。それも技。
モエシラズ
ネーミングへのこだわりはフローリング以外の商品にも。「モエシラズ」は内装などに使っていただける不燃・準不燃パネリング。燃えにくい→燃えしらず→モエシラズ。シンプル イズ ベストなネーミングです。
番外編クイズ!
そのまますぎてダメだった?
福杉 ラフパネル
突然ですが、問題です。現在「福杉 ラフパネル」で販売されているこちらの商品の、ボツになったネーミングは何だったでしょう?
①ラフスギルパネル
②ラフスギナイパネル
③ちょこっとラフ
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↓
正解は、② ラフスギナイパネル
木のラフな質感を楽しめるラフ仕上げ。福杉でこの加工を工場に発注したところ、思ったよりラフじゃない仕上がりに……。でもそのラフ過ぎない質感が逆に良い!となり、考案されたのが「ラフスギナイパネル」。福杉の「スギ」とも掛かっています。しかし、社内選考を突破できず、ラフパネルに落ち着きました。
ラフ仕上げ CLOSE UP!
製材痕や割れなどそのままに、ラフな質感を味わえます。
おまけこぼれ話
幻のビッグネーム??
ジョージ・クルーミー
クルミとハリウッド俳優のジョージ・クルーニーが奇跡のコラボレーション!?
大物になりそうな予感だったのですが、残念ながらこちらも実現にはいたらず。
商品名は、各商品の開発担当部署にて考案しています。商品の魅力を伝えつつ、耳に残りやすかったり、お客様がついつい突っ込みたくなるものをめざしています。今回紹介したのはまだまだ一部。ぜひ、カタログやホームページをご覧になる際は、ほかの商品名にも注目してみてくださいね。
無垢フローリング・木製ドアなど、「木」を中心とした自然素材の建材メーカーです。良い素材を世界中からお届けしています。プレイリー”ホームズ”という会社名ですが、住宅会社ではありません…!!